今回紹介する動画は両学長の「【今なら言える】起業して辛かったことBest3【人生論】」です。
両学長が会社を起業してからこれまでにあった、辛かったこと・理不尽なことを紹介している動画です。
今でこそキラ星のように光り輝く両学長ですが、そこに辿り着くまでの道のりは決して平坦ではなかったのですね。
この動画のまとめ
会社起業してつらかったこと① 人に裏切られた時
友人に散在された
- 当時信用していた友人が土下座してお金を借りに来た→これで助かるなら、とお金を貸す。
- 貸したお金は返ってこなかった。そこまではよくある話だが、どうも様子がおかしい
- 後々分かったことだが、貸したお金はキャバクラやに突っ込んでいただけ。
- さらにその友人は、学長宅から高級なお酒とかまで盗んで売っていた。
- その他にもいろいろな人からお金の貸し借りの話があったが、対応が難しかった。断れば心が苦しいし、貸してもいいことにならない。
元社員たちの裏切り
- 会社のお金やものを盗んでいく社員がいた。
- 会社や学長の名前で仕事を受けて、振込先を自分個人にされていた。
- 社内の情報がダダ洩れ。情報を外部に売っていた社員がいた。
大人の嘘と裏切り
- 契約書の内容が捺印時に少し変わっていた。
- 「作ってすぐの会社は消費税は請求できないんですよ。だからその分値下げしてください。」と嘘をつかれた。
- 「若い子がそんなにお金持ってたら危ないから、預かっといてあげる」と言われた。
- 「若い子がこんなお金を請求しちゃいけない。」と仕事が終わった後に言われた。その内容での契約のはずなのに。
- これまでに騙されたり、貸して返ってこなかったお金の合計は1億を超える。
会社起業してつらかったこと② お金がないとき
経営自体は当初から順調だったが、お金がないタイミングがちらほら
- 会社の資金管理が甘かった。
- 無駄に散在していた。
- 悪い人が寄ってきて騙し取っていった。
- 取引先が売掛金を持ち逃げした。売掛金が膨らんでいたのに、払ってくれるもんだと信頼してしまっていた。
- 依頼されたデザインの素材が著作憲法違反で訴えられた。(同業者からの嫌がらせで、仕組まれていた。)
- 同業他社の人間が勝手に会社に入って、パソコンを触っていた。(ただの犯罪…「社長の友達」と言って無理やり入ってきたらしい。)
- 国税が入ってきた。
- 社員が大量退職してしまい、入ってきた新人がスキルが無い状態で困った。
お金がないとすべての選択肢が狭まる。
- 求人をかけたり、給与を出したり、新しい事業を始めたり、売上アップのために機会を入れるためにもお金がかかる。
- お金がないと、選択肢が狭まってしまって思うように動けない。
お金がなくてきつかったこと
- 贅沢ができないことではなくて、選択肢が狭まることがきつかった。
- 大切なものや大切な人を守れない。給料が払えなくなったら社員の家族にも迷惑がかかる。
- 結果を出していないと耳も傾けてもらえない。「理屈が間違ってる」とか、「若い奴が起業するなんて無理なんだ」とか、周囲から言われ、自分の能力の無さを突き付けられているような感覚になる。
会社起業してつらかったこと③ 社員の大量離職
- 一時、社員がどんどん増えていった時期があった。名前も覚えられないほどであった。
- 伝えたい想いややりたいことがあるのに、それが上手く伝わらなかった。
- 嫌われるのはしょうがないにしても、誤解や勘違いが辛かった。まだ20歳前後で、自分の気持ちを言語化したりするのが難しかったのも原因にあると思う。
- 社員に心無い言葉を浴びせられた。「社長は楽しい会社を作りたいと言っていたのに、今の会社は楽しくない、早く楽しくしてくれ。」「パチンコ屋で働いた方がマシ」「社長はもう会社に来なくて良い。」等々
- 車通勤者のために駐車場を用意したら、車通勤者以外に不公平といわれた。
起業してからの困難をどうやって乗り越えていったか
対人関係で問題があった時
- 人に裏切られた時に、自分の考えをノートに書いた。
- 相手を許すことが、自分のためになることに気が付いた。
- マイナスな方に目を向けるのではなく、その時間を自分の好きな人や物のことを考えるのに使うことにした。
- 藤子・F・不二夫先生の言葉が身に染みた。「みんな、今の自分よりも少しはましになりたい、もっと向上したいと思う。でも、毎日、同じ反省を繰り返しながら、足踏みをしている。結局のところ、それが人間というものじゃないかと思うんです。」
- 「結局のところ、それが人間」という部分が、人間誰しも自分の悪いところが出ることもある。そして、人を赦せるようになった。
- それ以降、なぜか人に裏切られなくなった。人を見る目が養われた?不思議な話である。
お金がなかった時
5つの力を磨いた。これらの力は、個人でも企業でも同じく役に立つ。ディズニーランドでもやっていること。
- 貯める力
- 稼ぐ力
- 増やす力
- 守る力
- 使う力
社員が大量離職したとき
- 経営と人付き合いについて学びなおした。
- 原因自分論を徹底。(雇ったのも、友達と仕事をしたのも、仕組みを作ったのも、お金を貸したのも…全部自分がしたこと。)
- 原因自分論で考えるようにしてから、人生が好転していった。人とのトラブルがほとんどなくなった。
- 経営については、経営の先輩たちから学んだ。(ITツールでの効率化や、仕組み・伝え方について)
投資家マセマの見解
成功した人間というのは、これまでにしてきた苦労(というより経験?)が、我々と段違いですね。
私もまだまだぬるま湯に浸かっている状態なので、もっと冒険しなくてはと思わされる内容でした。
↓両学長の動画要約はほかにもあるので、是非ご覧ください。↓
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