最近流行っているFIREムーブメント。FIREとは、Finacial independence, Retire Earlyの頭文字をとった造語で、「経済的に自立をし、アーリーリタイアをする」というものです。この記事では、FIREの方法について説明している動画2本を紹介します。
どれが好み?FIREの3パターン【マネーセンスカレッジ】
まず1本目はマネーセンスカレッジの動画「どれが好み?FIREの3パターン」です。
この動画の要約
FIREのパターン1:てくてくFIRE
- 目標貯蓄率:10~25%(年齢による)
- 定年までに資産を積み立てて、定年とともにリタイア。その後積み立てた資産と年金とで暮らす。
- 海外では普通の老後。年金だけで暮らせる、今までの日本の状況が異常であったとも考えられる。
- てくてくFIRE達成のためには、若い内に資産形成を始めるのが有利。
FIREのパターン2:ダッシュFIRE
- 目標貯蓄率:50%
- 投資の利回りは上を目指さず、投資につぎ込む金額を増やす方法が王道。
- DINKSが有利。
FIREのパターン3:弾丸FIRE
- リスクを負って利回りを上げることにより、超短期でを目指す。
- 例えば短期トレードで年間利回り20%を目指す等の方法がある。
- 投資で平均利回りを超えるためには大きな壁がある。その壁を越えていくための覚悟が必要。
- 不動産投資や、起業などの方法も考えられる。
投資家マセマの見解
- マセマの貯蓄率は約25%。
- 二人の子持ちなので、40代のFIREはあきらめてます。子供が自立する50代後半にリタイアの照準を合わせています。
- 投資は全世界の株式をベースに分散させていて、ターゲットの利回りは4%にせっていしています。
- 上記分類に当てはめると、ダッシュFIRE寄りのてくてくFIREですね。
【バフェット太郎】カネ転がして生きていくFIREという生き方
2本目の動画は、バフェット太郎の「カネ転がして生きていくFIREという生き方」です。
この動画の要約
- 「FIRE」という生き方は、「一度きりの人生を自分のやりたいことのために生きよう」という価値観があり、それを実現するために「お金で自由を買う」とう方法の実践である。
- FIREを達成できれば、お金にしばられることなく自分の人生を自分の生きたいように生きることができる。
- FIREを達成するには、年間支出額の25倍の蓄えを築いて、それをS&P500に投資し、毎年4%を取り崩すことで実現可能。
- 年間支出を360万円とすると、9000万円(約1億円)の資産が必要。
- 条件を満たしても、35年の間に資産が枯渇する可能性が4%ある。
- しかし、たいていの場合は資産が数倍以上に増える。
投資家マセマの見解
- 資産の全てをS&P500に投資するという方法はウォーレン・バフェットも推奨しているが、それはアメリカ国内に限る気がする。
- 例えば日本からS&P500に投資した場合為替リスクがあるため、ドルの価値が下がったり反対に円の価値が暴騰したりすると、資産価値が大きく減少してしまう。
- それを防ぐために、日本株などの円建ての資産や、新興国株等もポートフォリオに組み入れておくのが賢明だと考えている。
- また為替リスクを無視しても、自分の全資産の命運を米国一国に賭けるというのは愚行に思える。今後、世界の覇権を握る可能性のある中国の存在を忘れてはならない。
※投資は自己判断・自己責任で行いましょう。
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