【バフェット太郎】米労働市場に5つの大問題 株式市場に与える影響を解説

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今回取り上げる動画は、バフェット太郎さんの「米労働市場に5つの大問題 株式市場に与える影響を解説」です。

なぜ5月の雇用統計が悪かったのか?なぜ雇用統計が悪かったのにも関わらず、株価が急騰したのか?

今後、投資家から注目される「金鉱株ETF」の行方について、詳しく解説してくれています。

米労働市場に5つの大問題 株式市場に与える影響を解説

動画の内容まとめ

これから、株価の調整(下降)局面が訪れる。絶好の買い場到来

  • 5月の雇用統計は予想を下回る悪い内容だったものの、これで量的緩和はしばらく続くとの見方が広がって、株式市場は大きく上昇。
  • 労働市場の回復ペースが鈍化している原因は、雇用のミスマッチにあるが、新型コロナワクチンの普及に伴って経済の正常化が進んでいることを考えれば、こうした問題はいずれ解消して、8月のジャクソンホール会議か9月のFOMCでテーパリングの計画が発表される公算が大きい。
  • テーパリングの計画が発表されれば、株式市場は下降局面を迎えることになる。即ち「金融相場」から「業績相場」に移行することになり、一時の下落から再び上昇することが期待される。
  • つまり、次の調整局面は、長期投資家にとって絶好の買い場となると考えられる。

金ブームの前に金鉱株を仕込む。

  • 金のチャートは3~4月にかけてダブルボトムを形成したので、これから上昇が期待される。
  • 金鉱株は強気のトレンドを継続していることに加えて、オペレーティング・レバレッジ(次項で詳しく説明)が期待できるので、今後金投資がブームになれば、さらなる上昇が見込まれる。

動画内容詳細

金鉱株のオペレーティングレバレッジとは

  • 金鉱株の株価は、金鉱株会社の利益に比例する。
  • 金鉱株会社の利益は、利益=(金価格-採掘コスト)と表せられる。
  • 例えば金価格=100で採掘コストが90の場合、利益=100ー90=10だが、金価格が1.5倍の150となった場合、利益=150-90=60と、6倍になる。
  • つまりこの場合、金鉱株の上昇率(500%)は金の上昇率(50%)の10倍となる。これがオペレーティング・レバレッジである。
  • 下落の場合もレバレッジがかかって、下落幅が大きいので注意が必要。

金鉱株への投資方法

  • 米国ETFのヴァンエック・ベクトル・金鉱株ETF(GDX)がおすすめ。
  • GDXには産金世界最大手の米「ニューモント(NEM)」やカナダの産金最大手「バリックゴールド(GOLD)」、南アフリカの産金最大手「ゴールド・フィールズ(GFI)」などが組み入れられていて、これ一つで世界の大手産金会社に投資ができる。

投資家マセマの見解

テーパリングについて

  • テーパリングによる株価下落は、長期投資家にとっては大きなプラス。今の株高では長期的に大きなリターンを望むのは難しい。
  • これから株を買う投資家は、株価が上がるのではなく下がるのを喜ぶべきである。(バフェットの言葉だったかな?それともバートン・マルキールだったか?)
  • 個人的には早く株価が大暴落して、10年ぐらい低迷し続けてほしいです。そうなると「株投資は過去のもの」とか言う論調が主流になるが、気にせずコツコツ投資を続ければ、大きなリターンが期待できる。

金投資について

  • 今の低金利環境では、債権の利回りが期待しにくい。また、金利上昇と株の低迷が同時期に起こる危険もある。(金利急上昇リスク)
  • マセマは金(金鉱株)を債権と組み合わせることにより、金利急上昇リスクに備えている。
  • 一方で、長期投資の主力は株式である。株式の比率を下げすぎないよう注意は必要。最低でも60~70%は株式に投資しておきたい。

投資は自己判断自己責任で。

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