本日ご紹介するのは、バフェット太郎さん
の動画「コロナ後の波に乗る勝ち組ETF」です。
コロナまでの10年間は、ハイテクグロース株の時代でした。では、次の10年に来る「勝ち組ETF」は、一体何なのか?
このまとめと動画を見れば、次の10年のトレンドがわかります。
動画のまとめ
- 2021年以降、世界の投資家たちがグロース株からバリュー株に投資マネーをシフトさせていて、これまでのトレンドが変わりつつある。
- バリュー株指数をグロース株指数で割って求めた指数の推移は、2020年9月に底打ちすると、徐々に下値を切り下げて上昇しつつある。
- 過去を振り返ると、バリュー株とグロース株は、どちらか一方の投資スタイルが勝ち始めると、そのトレンドは10年近く続く傾向にあるので、2021年を転換点として、2030年ごろにかけてバリュー株優位の時代がやってくる可能性が高い。
- バリュー株の中でもエネルギー株が一番オススメ。なぜなら、経済活動が本格的に再開することによって、需要増が見込まれる一方、シェール企業は供給量を増やせない状態にあるため。
- 米国のエネルギー株にまとめて投資できる、「エネルギー・セレクト・セクター・SPDR・ファンド(XLE)」は、カップウィズハンドルを完成させたこともあり、チャート的にも上昇が見込まれる。
動画の詳細
米国新規感染者の減少

米国の新規感染者数は、ワクチン普及が追い風となり、明らかな減少傾向にあ、収束間近ともいえる。これに伴い、経済活動が正常に再開されつつある。
バリュー株 VS グロース株には10年周期がある

バリュー株とグロース株には10年周期トレンドが入れ替わっている。これまでの10年間がグロース株の時代であったので、次の10年はバリュー株の時代となることが期待される。
今後原油価格が高騰する理由

今までシェール企業の増産により、原油価格は低迷してきたが、コロナのダメージを受けてシェール企業は増産に踏み切れない。一方、需要はさらに高まっていく可能性が高く、これにより、原油価格の高騰は続くと考えられる。
次の勝ち組ETFはこれだ!

「エネルギー・セレクト・セクター・SPDR・ファンド(XLE)」は、カップウィズハンドルを完成させた。カップウィズハンドルの後には大きく上昇することが見込まれるので、このETFが今後の勝ち組ETFになると考えられる。
マセマの見解
バリュー株へのシフト
この動画では、今後バリュー株へのシフトが起こることが強調されている。この点には私も同意する。この10年間のグロース株の成長は、企業の成長も一因ではあったが、投資家の過度な期待によるPERの上昇も大きく寄与している。
ハワード・マークスが、「投資で一番大切な20の教え」で何度も何度も述べているようにPERは振り子のようなものであり、一方へ振れた振り子は必ず反転してもう一方へ動き出すのだ。これが、10年周期でグロース株とバリュー株が入れ替わっている原因でもある。
今後、高すぎるPERを抱えたグロース株が低迷するのは必然である。
新興国株のススメ
また、この動画では述べられていないが、米国株全体が振り子の一方(高い方)にあることは否めない事実である。
また、この動画では述べられていないが、米国株全体が振り子の一方(高い方)にあることは否めない事実である。それゆえ、バートンマルキールが「ウォール街のランダムウォーカー」で述べているように、米国以外とりわけ新興国株が米国株をアウトパフォームすると私は考えている。多くの著名”長期”投資家も同様の意見を持っているようである。
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